ゴールクリアランスのとき誤ってボールを落としたら

  • 2020/09/27 更新

ゴールクリアランスのとき誤ってボールを落としたら

フットサルの競技規則改正により、ゴールクリアランス(サッカーでいうゴールキック)のインプレーとなる定義が変わりました。

この度の競技規則改正については、民間で行われる1day大会でも影響のあるものをピックアップし、2020/6/25更新記事にて分かりやすく紹介しておりますので、是非チェックしてみてください。

その改正のあった中のひとつ、ゴールクリアランスですが、これまではGKによってペナルティーエリア外に直接投げ出されたときにインプレーとなる基準でした。
と、いうことはGKが手を滑らせてボールを落としても、ペナルティーエリア外にボールが出なければインプレーとはなりません。
ボールを誤って落としても、冷静にボールを拾い上げ、ペナルティーエリア外に4秒以内に投げ出せば問題ありません。

しかし、今回の改正ではここが変わります。
新たな競技規則では、GKによってボールは、投げられる、または、リリースされて明らかに動いたときにインプレーとなります。
つまり、ペナルティーエリア外に投げ出される必要はなくなりました。

これまでよりも、ゴールクリアランスからスムーズにインプレーになりますし、味方がペナルティーエリア内でボールを受けてやり直すことがなくなります。
その反面、GKはボールを投げ損じたり、ボールが手から滑り落ちて明らかに動いた場合は即時インプレーとなります。
例えるなら、フリーキックで誤って足先がボールに当たって明らかに動いたらインプレーになるのと同様です。

この時、慌ててボールを再び拾うと、相手チームの間接フリーキックとなりますので、冷静に対処するように気をつけましょう。
新たなルールに困惑することもあるかもしれませんが、ひとつひとつ丁寧に学んでいきましょう。

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