アドバンテージの適用はできる?できない?キックイン編|フットサルルール
- 2020/05/07 更新
過去に審判をしていた中で、選手がルールの把握違いをしているケースをご紹介しようと思います。
いざ、皆さんにも同じシュチュエーションが起きた際には、冷静に対応していただけるはず。
今回ご紹介する例は、キックインについて。
審判をしていて、こんな経験があります。
Aチームの選手が、キックインの際にボールが動いている状態でキックを行い、それがたまたまBチームの選手へと渡りました。
キックインの進め方に違反しているので笛を吹き、Bチームのキックインを促しましたが、Bチームの選手からは「プレーオンでしょ~」という言葉が。
気持ちはわかりますが、これは競技規則上NGです。
過去のルール解説でもキックインの進め方についてご紹介しておりますが、キックインを正しく行われなかった場合、アドバンテージを適用することはできず相手チームのキックインで再開されるのです。
これは、競技規則第15条「キックイン」にも記されています。
フットサルの中で、アドバンテージの適用は頻繁に起こりえます。
だからこそ、どんな時はアドバンテージが適用され、どんな時はアドバンテージが適用されないのか、把握違いをすることなく競技規則に目を通して正しく覚えましょう!
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