キックインの4秒ってどこから?|フットサルルール

  • 2018/03/24 更新

キックインの4秒ってどこから?|フットサルルール

いつも当たり前に行っているキックインですが、4秒カウントのタイミングを明確に把握していないと4秒を経過し相手ボールにしてしまう可能性があります。
知らない方のために、誤って相手ボールにしてしまわないようお答えいたします。

まず、一番の解決方法は、審判が指でカウントをしているのを見ることです。
指が4本にならなければ、4秒ファウルで相手ボールになることはありませんので、指に注目してください。
しかし、あくまで試合中。キックインの際に指ばかり見ていてはチャンスを潰しかねません。
競技規則をきちんと理解し、4秒がカウントされるタイミングを知っておきたいところです。
それが分かれば、体内時計の4秒の感覚でスムーズにプレーができます。

キックインに関する競技規則はこちらです。
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進め方は、次の方法に限る。
●ボールをけって、ピッチ内に入れる。
キックインの位置
ボールをける競技者は、
●いずれかの足の一部をタッチライン上、またはタッチライン外のピッチ面につけ、
●ボールがピッチから出た地点、またはピッチ外で、その地点から25cm以内の場所から、必ず静止したボールをける。
●ボールは、ける準備ができてから4秒以内にける。
ボールは、ピッチに入ったときにインプレーとなる。
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※JFA発行フットサル競技規則 2017/2018より抜粋

”ける準備ができてから4秒以内にける”
これはボールをキックインのポイントに設置したことが”準備ができた”という解釈ではありません。
ける準備ができたと審判が判断したところから4秒カウントが始まります。
すなわち、アウトオブプレー中、ボールを手に持って味方に指示を出している際も、キックインを始められるにも関わらず意図的に始めないのだから、審判は4秒カウントを始めます。
このルールを勘違いされていた方は、勝っているからといって、むやみに時間稼ぎしようとして相手ボールにしてしまわないよう注意してください。

他にも様々、勘違いをしてしまいがちなルールが存在します。
自分で調べるのは面倒という方。過去によく分からずとられてしまったルールがございましたら、エフスポまでお問合せください。

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