有限会社ファイブフォーラック

サーフィンの魅力

  • 2020/07/24 更新

こんにちは!小野です。今日は私が大好きなスポーツ、サーフィンの魅力をご紹介させていただきます。20歳から初めて16年、まだまだ初心者ような気持ちですが、とても楽しく今でもサーフィンしています!しかし、以外と知らなかったサーフィンのこと。歴史や競技人口や世界一の決め方など。
私なりに記事にして、調べてみました!初めての方でもわかりやすく!私なりにまとめてみました!

サーフィンの歩み

サーフィンは大きく2つの歴史からなっているそうです。

1つ目:古代サーフィン 

サーフィンというスポーツを発明したのはハワイやタヒチに住んでいた古代ポリネシアの人々であるといわれています。これは私でも聞いたことがあるようにい感じます。
古代サーフィンと呼ばれるすなわちサーフィンの起源はとても古いため、いつ始まったのかははっきりとした記録は無いそうです。
少なくとも西暦400年頃にはサーフィンの原形のようなものがすでに存在していたようです。まずは大変古い歴史を持ったスポーツだということ認識しましょう。当時、サーフィンはたいへん盛んに行われていたようで、チャンツといわれる古代から口伝されている詩にはたくさんサーフィンが登場してくるそうです。サーフィンで決闘した勇者たちとか山の部族に嫁いだためにサーフィンができなくなって悲しんだ話などが伝えられていたそうです。サーフィンというスポーツは古代ポリネシア民族の儀式にまで登場し文化になり、儀式に用いられ、その地域の中心的な存在に発展したそうです。
 古代サーフィンは一度終焉を迎えます。サーフィンはやがてヨーロッパへ発展し、ピーターパンでも出てくる「ジェームス・クック船長」がそれを最初に発見したといわれています。クック船長はタヒチとハワイでサーフィンを目撃し、そのことを航海日誌に書きました。しかし残念なことに彼の発見によってポリネシアの島々にヨーロッパの文化や宗教が押し寄せました。そのため、宗教の教えにもとづき、サーフィンは良くないとされ、サーフィンを禁止となってしまいました。一度ここでサーフィンの歴史が止まります。

2つ目:近代サーフィン

再度注目を浴びたのは20世紀初頭と言われています。その場所はハワイ。当時までも残っている古代サーフィンの名残から、教会の人々はこれを阻止しようとしましたが、ワイキキの海岸だけは黙認しました。理由は定かではありませんがヨーロッパやアメリカから移り住んでいる人たちを海難から守るという意味があったのではと記録されていました。
 これがきっかけとなりハワイアンだけでなく移住してきた人達もサーフィンを楽しむようになります。
ハワイに銅像まである「近代サーフィンの父」と呼ばれるデューク・カハナモクがその発展を大きく担いました。
 サーファーとしてそしてスイマーとして卓越した技術を持っていたデュークは1912年にストックホルムオリンピックのアメリカ代表として出場し 100mm自由形で世界新記録を容易に達成します。しかもそれから17年間世界一の座を維持し続けました。素晴らしいのはここから、デュークは世界の水泳競技大会に招待されるようになりました。招かれた国々でチャンスがあればサーフィンをしてこの素晴しいスポーツの普及に努めたということです。本当に素晴らしいですよね。私は個人的にも彼の映画を見、モアナサーフラーダーの博物館にも行きました。大変尊敬する人物の一人です! 

日本のサーフィンが普及し始めたのは1960年の頃と言われています。ようやく現実感が湧いてきましたね!
アメリカ人が湘南や千葉の海でサーフィンを楽しんでいるのを地元の少年たちが見て、模倣して自作の「フロート」と呼ばれたボードで初めたのが最初だといわれているそうです。
そして1965年にはその青年たちによって日本サーフィン連盟が発足し翌年の7月には第1回の全日本選主権が99名の選手の中、開催されました。
最初は「模倣」から始まった日本サーフィンの歴史、そこから今の私の楽しい休日につながっているかと思うと、それは感謝しかありません!

サーフィン人口の年代別構成比

それでは今、サーフィンのというスポーツはそのくらいの方が経験されているのでしょうか。私なりに調べてみました。下のグラフは私が会員登録している「波伝説」様の記事より抜粋しています。
縦軸の単位は「万」。2018年には約60万人がプレーされいるそうです。
ちなみにサーフィン競技ランキングはスポーツ競技の中で25位でした。

波乗りだけに、数値にも波がありますね・・・。
2005年には爆発的に人口が増えています!

MINのウラナミVol.333

上の参加人口を年代別に3つに分けてみますと、以下のグラフのように、2018年は30代以下の割合が増えていることが伺えます。

MINのウラナミVol.333

 

サーフィンの世界でNO1になるためには!構成から学ぶ

サーフィンではアマチュア向け組織ISA(International Surfing Association 国際サーフィン連盟)とプロ向けの組織WSL(World Surf League 世界プロサーフィン連盟)と大きく2つの団体がありますが一般的には世界一を決める大会(サッカーで言うワールドカップ、いや、チャンピオンズリーグ)といえば、WSLが主催するWCT(ワールドチャンピオンシップツアー)です。WCTを一言で説明するとWSLが主催する世界最高峰のサーフィンプロツアー。WCTは略してCTとも言われ、世界的にメジャーなワールドクラスのポイントで年間11戦行われます。競技参加者は各イベントに参戦し戦績に応じてポイントを獲得し、シーズン内で獲得したポイントでランキングが決まります。もっとも多くポイントを獲得した選手がその年のチャンピオンとなり栄誉を手にします。WCTに参加できるのは世界のトップサーファー36名、ウィメンズは18名のみです。
参加条件は以下の通りです。

【メンズ】

前年のWCTランキング上位22名と2次リーグであるWQSのトップ10名、WSLが選出したワイルドカード2名とイベント毎のワイルドカード2名

【ウィメンズ】

前年のWCTランキング上位10名とWQSのトップ6名、WSLが選出したワイルドーカード1名、イベント毎のワイルドカード1名

WCTに出場するサーファーは通称「CTサーファー」と言われ、世界中のサーファーの注目の的となっています。
私が大好きな五十嵐カノア選手もこのCTの中に所属しています。このWCTが世界のサーフシーンを作っている大会と言っても過言ではないでしょう。

男女共にまずはこの32名と18名を目指すわけですが、そこに所属するために、そのリーグの2部リーグWQSが存在します。WQSを一言で説明すると

WSLが主催するWCTの2次リーグ。WQSは略してQSと言われたりします。WCT参加資格を与えるために行われるイベントです。WQSのイベントは毎シーズン約50戦ほど世界各地で行われ、各イベントにはグレード(QS1,000 QS1,500 QS3,000 QS6,000 QS10,000)がありグレードの高いイベントほど高いポイントと賞金が与えられます。シーズン内に獲得したポイントによってランキングが決まり、一定以上のランクキングでシーズンを終えることで次シーズンのWCTへの出場資格を得る事ができます。(メンズは上位10位、ウィメンズは上位6位)WQSは基本的にオープンエントリー制のため、メンバー料金と大会参加料を払うことで誰でも参加可能です。(高グレードのイベントではランキングの高い選手が参加優先権を持ちます)世界中で何千人ものサーファーがWQSでしのぎを削り、その中のほんの一握りのサーファーだけがWCTへの参加資格を得られるわけです。WCTで戦うサーファーのライディングがいかに異次元なのか想像するのも難しくはないですね。

いかがでしたでしょうか。
サーフィンについて少し興味がわいていただきましたかね!?
私もまだまだ初心者ですが、いつまでも向上心を持って海に囲まれた国「ニッポン」でサーフィンを楽しんでまいります!