有限会社ファイブフォーラック

フットサルコート現状から見えたもの

  • 2020/05/22 更新

こんにちは、小野です。

ようやく通常の生活の再開が見えてきた5月末。私たちファイブフォーラックでも少しづつ通常業務の再開へ向けて準備を行っております。

収束が見えかえた「コロナショック」国内のGDPは3.4%下落ということで大幅な景気ダウンがこれから訪れ、目先のコロナショックの打撃と共に長きに渡り経済の不況が続くと私は予測しています。コロナショックは誰のせいでもありません。やがて訪れるこの世界的危機の不況を嘆くことはせず、前向きに業務に打ち込んで参ります。

本日記事としてご紹介をさせていただくのは、さらに小さな目線で、私が働いている業界についてのご紹介をさせていただきます。
私が働いているフットサル関連の事業は国内の業種でいうと「生活サービス・娯楽業」に分類され、さらに小分けにし「スポーツ施設提供業」に分類されます。GDP500兆円と言われる中4000億円の市場と言われている私たちの業界は大変小さいものであり、まだまだ世間の皆様には認知されていない、そんな業界であると私は認識しています。
先日私たちフットサルコートの仲間の一人が同じ業界内の現状を取りまとめ、公開してくれました。

報告書:『フットボール施設向け緊急アンケート結果報告書』

私が今回感じたのは、「フットサルコート」の社会的地位が確立できていないという結果です。行政が発行する休業要請リストを見ても、要請にも要請外にも私たちフットサルコートのことを記載していた項目はなく、各施設がアンケート統計のように自主的に判断していることが現状でした。
通常営業を続けている施設、部分的に営業している施設、休業している施設。各施設では地域や経営方針に基づき様々な見解があり対応をしておりました。
未曾有の事態を通じて、改めてフットサルというスポーツの「在り方」を問われた、私はそんな気がしています。
人々の笑顔やつながり、幸福へ貢献しているスポーツ業界のフットサル、社会の中でその存在を認めていただくために今私たちはなにができるのでしょうか。

広大なスペースを有しているフットサルコート、有事の際にはフットサルコートも社会の役にたてる部分もあると思います。
避難所としての開放、物資の備蓄スペース、若いスタッフによる地域貢献など。
自社の事業と合わせて、各企業が社会に貢献すべき責任を模索し、各施設の身近にいる方々への笑顔でつながる行いをしていくべきだなと強く感じました。
私たちファイブフォーラックも「スポーツを通じて人・地域・社会の発展に貢献する」という指針を掲げています。
社会が窮地に立たされた今、私たちができる社会的責任についてしっかり向き合ってまいりたいと強く感じました。