トルコの13歳少年のあるプレーに絶賛の嵐!

  • 2019/04/16 更新

トルコの13歳少年のあるプレーに絶賛の嵐!

“フェアプレー”という言葉、聞いたことがあると思います。
フェアプレーとは「競技・勝負に際して要求される、正しく立派な振る舞い。転じて、公明正大な行動や態度。」(大辞林 第三版)のこと。

日本から8522km離れたトルコの少年のひとつのある“フェアプレー”が「素晴らしい」と話題になっているんです。

大きな称賛を呼んでいるのは日本代表DF長友佑都も所属するトルコのガラタサライU-14でキャプテンを務めるベクナス・アルマズベコフ。
13歳の少年はイスタンブールスポル戦で、左サイドから切り込み、相手を避けようとした際にエリア内で転倒すると主審はファウルとジャッジし、PKが与えられました。
しかし、このビッグチャンスにベクナスは主審の様子を伺いながらペナルティスポットに就くと、ゴールの大きく右にキック。
シュートをわざと外したのです。実はベクナスが転倒したシーンでは、相手選手との目立った接触がなく、誤った判定によるペナルティキックでした。

この時点でチームのリードは1点だけ。追加点が欲しい場面ではありましたが、本人もPKでないことはわかっていたのか、13歳らしからぬ判断でフェアプレーを優先。

一部始終を英衛星放送局「スカイスポーツ」が公式インスタグラムで動画で公開すると「ガラタサライU-14のキャプテンは、審判が誤った判定を下し、故意にペナルティキックを外す。13歳のベクナス・アルマズベコフが完璧なスポーツマンシップとフェアプレーを見せた」と拍手を送りました。

すると、映像を目の当たりにしたサッカーファンも、アルマズベコフのスポーツマンシップを次々と絶賛。

「ナイス」
「彼は世界最高の人物のひとりとなるだろう……」
「偉大だ」
「スポーツマンシップがここにある」
「素晴らしいスポーツマンシップ」
「なんて男だ」
「偉大なスポーツマンシップにリスペクト」
「フェアプレー」
「ネイマール、この少年から学ぶんだ」
「一流、素晴らしい行いだ」

またチームも3-0で勝利。フェアプレーへの称賛と共に、勝利もがっちりと掴み取るあたりがカッコイイですね。

フェアプレーはスポーツの場面に限らず日常生活の中でも存在します。
ルールを守ること、自分の考えや行動について善いことか悪いことかを自分の意志で決められることなど、
自分自身に問いかけた時に、恥ずかしくない判断ができる“フェアプレー精神”を常に身につけたいものですね。

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