サッカー競技規則が大幅に変更される!?
- 2019/03/16 更新
先日、3月13日の記事でもご紹介した「サッカーのハンドのルールが変わる」という内容と併せて、同じタイミングで改訂される予定の競技規則が実はたくさんあるので、ご紹介したいと思います。
新たな競技規則は、今年6月1日からの施行ですが、国内での具体的な変更の日程はまだ発表されていませんので、勘違いなさらないようにご注意ください。
◎コイントスでボールを選べる
これまでは、コイントスに勝った方が前半に攻めるゴールを決めることができましたが、ボールを選ぶことも可能になります。
◎審判が石ではなくなる
審判にボールが当たった場合、プレーが止められることはありませんでしたが、その後の展開次第でドロップボールで再開される可能性があります。
「チームが大きなチャンスとなる攻撃を始める」「ボールが直接ゴールに入る」「ボールを保持するチームが替わる」場合はドロップボールでの再開となりました。
◎スタッフ、コーチにもカード
スタッフ、コーチには、注意や退席が命じられることはありましたが、選手同様にイエローカード、レッドカードが提示されるようになります。
◎ゴールキックの変更
これまでゴールキックはボールがペナルティーエリア外に出た時にインプレーでしたが、ボールが蹴られて明らかに動いた時にインプレーに変わり、ペナルティーエリア内でも味方選手がボールを受けられるようになりました。
◎ペナルティキックのGK
ボールがキックされる前でも、ゴールライン上に片足だけを残しておけば反則にならなくなりました。
◎交代でOUTする選手
最も近い境界線から出なければならなくなり、ゆっくりと時間をかけてベンチに戻ることはできなくなりました。
◎GKのインプレー中のスロー
相手のゴールに直接入った場合、相手ゴールキックで再開されることになりました。
◎フリーキックの壁
フリーキックが行われるとき、3人以上の守備側チームの競技者が作る壁から、攻撃側チームの競技者が1m以上離れていない場合、間接フリーキックが与えられることになりました。
◎ゴールパフォーマンスには要注意
ゴールパフォーマンスでユニフォームを脱ぐとイエローカードが出されますが、万が一、VARによりゴールが取り消されたとしても、もらったイエローカードは取り消されません。
◎アンダーシャツの制限が緩和
模様入りや複数色のものも可能となり、これまで以上にアンダーシャツの自由度が増しました。
これらの競技規則の改訂は、いずれ自分たちのプレー環境にも落とし込まれることになりますので、さらに具体的な動きを追って、こちらでご紹介したいと思います。
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