ハンドリングについてJFAが説明

  • 2019/02/14 更新

ハンドリングについてJFAが説明

先日、12日に日本サッカー協会(JFA)が2019年シーズンの判定基準を説明する『JFA Media Conference on Refereeing 2019』を開催しました。

その中でも、こちらの過去の記事でも何度かあげていて、よく議論になりやすいハンドリングの反則について映像を用いて詳しく説明しているので参考にしてみましょう。

ハンドリングとは、「ボールを意図的に手または腕で扱う」反則です。
ボールが手や腕に”接触”したというだけでなく、”意図”があったかどうかが重要です。
ただ、審判が選手の”意図”をくみ取ることは難しく、そこに”意図”があったかどうか客観的な事実に焦点を当て判断します。

競技規則では”意図”があったかの基準として「手や腕の位置」や「相手競技者とボールの距離」を判断材料に挙げています。
しかし、映像で見ても議論が分かれてしまう現状も時としてあります。
審判も人です。見ている位置、角度によっても見え方は違ってきますし、瞬時に情報を取り入れて判断するので、誤りも当然あり得ます。
無論、判定の精度を上げる努力をすることは前提として。

審判の立場としては、判定の意図を問われたときに、きちんと競技規則に沿った説明ができることが必須です。

選手の立場としては、自分の判断でプレーを止めてしまわないことが大事です。
審判の判定に不服を言いながら試合に負けてしまうのか。
判定を受け入れ、勝利に向けて気持ちを切り替えるのか。
どちらが有意義でしょうか。

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