ロシアワールドカップで適用されている新ルール

  • 2018/06/17 更新

ロシアワールドカップで適用されている新ルール

開幕したてのロシアワールドカップ。
連日、熱いゲームが繰り広げられ、すでに寝不足の方も多いのではないでしょうか。
今さら言うまでもないですが、プレースピードや球際の激しさ、判断力、切り替え、プレーの精度すべてをとってもハイレベルで、ウトウト状態でも気づくと眠気も吹き飛びますね。

さて、すでにメディアなどで耳にしている方もいらっしゃるかもしれませんが、今回ワールドカップから3つの新ルールが導入されていることはご存知でしょうか。
まだ知らない方へ、これからまだまだ続くワールドカップをさらに楽しく観れるよう、ご紹介させていただきます。

一つ目は、VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)の導入。
メディアでも一番取り上げられている今回導入の新ルールですね。
VARについては、以前にも記事にしていますので、是非ご覧ください。
ワールドカップ開幕目前!初導入のVARとは

二つ目は、延長戦で4人目の交代が可能になったこと。
試合の決着をつける決勝トーナメントから実施されます。
選手の安全と負傷に対しての配慮やPK戦にもつれる試合を減らすことに繋がり、延長戦での動きが少なる試合展開の軽減にもなり、観る側にとってもポジティブな改正になることでしょう。

三つ目は、電子機器の使用が可能になったこと。
戦術的またはコーチングの目的で携帯、タブレット、ノートPCなどの小型の電子機器をベンチに持ち込むことが可能になりました。
FIFAから各チームに提供されるタブレットでは、選手やボールの位置データ、走行スピードや距離、パス、プレス、タックルなどの情報を得ることができます。
観客席にいるテクニカルスタッフがリアルタイムで収集・分析したデータをベンチに送り、目の前のゲームに落とし込むことができるという、ハイテクを駆使した采配も今大会の楽しみの一つですね。

以上の新ルールにも注目しながら、まだまだ続くワールドカップをさらに楽しみましょう!

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