これからはじまるイニエスタフィーバー

日本のサッカーファンが待ちに待ったビッグネームの移籍がついに決定しました。
スペイン代表のイニエスタ選手がJリーグのヴィッセル神戸へやってきます。
昨夏に加入した元ドイツ代表ポドルスキ選手に続き、ファン大興奮のビッグニュースです。

日本でプレーを観れるのはロシアＷ杯後。
イニエスタ選手もスペイン代表として、ロシアＷ杯への出場を確実としているため、ロシアＷ杯の閉幕を待って、8月中旬にチームへ合流し、Jリーグデビューは8月下旬ごろが有力とされています。

なんといっても驚くべきはその年俸。
Jリーグでは破格の約10億8000万(3年契約32億5000万円)とのことです。
現在のJリーグ年俸ランキングの1位は、ヴィッセル神戸・ポドルスキ選手の6億4000万円。
続く2位は、名古屋グランパスエイト・ジョー選手の3億5000万円。3位は、名古屋グランパスエイト・ランゲラック選手の2億円。
下世話な話ですが、Jリーグ年俸トップの3選手とイニエスタ選手1人がほぼ同等の年俸というわけです。
ただしかし、年俸もさることながら、ヨーロッパチャンピオンズリーグをバルセロナで優勝4回、スペイン代表でＷ杯優勝1回、ヨーロッパ選手権優勝2回の実績を考えれば、充分にその価値を証明していると言えますね。

イニエスタ選手のヴィッセル神戸入りの影響は、1クラブだけでなくJリーグ全体に好影響をもたらすはずです。
世界トップクラスの選手と実際に対戦する機会を得ることができ、世界基準を肌で感じることは、選手のレベルアップにつながります。
海外からJリーグへの注目度も増し、日本人選手の海外への露出も増えるでしょう。
世間への影響も大きく、各メディアを通してサッカーに興味がない人へ、Jリーグの情報を知るきっかけが増えます。
これまでサッカーに興味はあっても、スタジアムに足を運ばなかった人が、これを機に観戦に訪れるという効果も期待できます。
現に、私も普段スタジアムに足を運ぶことはありませんが、この機会にスタジアムへ観戦に行こうかと考えている一人です。

これからはじまるイニエスタフィーバーはどれほど日本のフットボール界に好影響をもたらしてくれるか、同じフットボール界のフットサルとしても、その恩恵を期待せずにはいられません。