意外と知らないリターンパスにならないケース|フットサルルール
- 2019/12/19 更新
リターンパスの競技規則について、意外と競技者に知られていないケースをご紹介いたします。
世間ではバックパスという名称の方がピンとくるかもしれません。
以下の競技規則です。
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ゴールキーパーが、
ボールをプレーしたのち、相手競技者がプレー、または触れていないにもかかわらず、ピッチの自分自身のハーフ内で、味方競技者によって意図的にゴールキーパーに向けてプレーされたボールに再び触れる。
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文字にすると理解しづらいかもしれませんが、フットサルをやっている方なら意味が伝わると思います。
しかし、ゴールキーパーがシュートをセービングしたのち、ルーズとなったボールを味方がキープし、再びゴールキーパーへパスを出し、ボールに触れた場合はリターンパスにはならないって皆さんご存じでしたでしょうか?
一見、セービングする行為はキーパーがボールにプレーしていると判断されますが、競技規則にはきちんとその点についての解説が存在するのです。
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ゴールキーパーがボールを体のいずれかの部分で触れることは、ボールをコントロールしていると判断されるが、偶発的にゴールキーパーからはね返ったボールについてはその範囲でない。
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よっぽど明らかに味方へのパスの意図が確認できない限りは、リターンパスの要件は成立しないのです。
非常に奥深いですね。
審判の判断にもよりますので、極力多用しないことが無難だと思いますが、正しい認識は試合中に役に立ちますので、ぜひ頭に入れておいてくださいね!
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